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講演とシンポジウム > 知の公共性をデザインする

シンポジウム

知の公共性をデザインする
認知テクノロジーがひらく知の地平を問う


 日時:2009年1月29日(木)15:00〜18:00
 会場:情報学環・福武ホール福武ラーニングシアター
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 参加方法:入場無料・参加自由(事前登録は必要ありません)


■主旨
ITをベースにした分析プラットフォーム、メタデータ付与、デジタル・アーカイブ設計、知識ネットワークを活用して、知識・思想・芸術・メディア文化の研究にイノベーションを起こす動きが、現在注目を浴びている。文化批判のための認知テクノロジーは、人間の意味世界の理解、文化現象の解明、知識の刷新にどのような役割を果たせるのか。知のデジタルシフトはいかに構想されるべきなのか。いまどのように文化・思想・表象のクリティークを更新し、新たな知の公共性のあり方を構想するのか。
認識の道具の発明と知識ネットワークの創造を手がける研究者が集って現在進行中の最新プロジェクトを紹介し、新しい公共知のあり方を討議する。


■予定プログラム(詳細は変更になる可能性があります)

モデレーター:石田英敬

【第1部 認知テクノロジーとは何か?】
 批評プラットフォーム『クリティカル・プラトー』
  阿部卓也(東京大学 石田英敬研究室)

 岩波『思想』の知の構造化プロジェクト ―知識の抽出と可視化の技術
  美馬秀樹(東京大学 知の構造化センター)  >>プロフィールと発表要旨

 アーカイブに支援されたテレビの「読み」の可能性 ―「編集」「編成」「編制」
  桜井 均(NHK 放送文化研究所) >>プロフィールと発表要旨

【第2部 知識社会と知のネットワーク】
 認知テクノロジーと知の回路 ―東京大学 大学院 授業での事例報告
  谷島貫太(東京大学 石田英敬研究室)

 企業知可視化による新たな価値創造
  眞木正喜(日立システムアンドサービス) >>プロフィールと発表要旨

【第3部 公共知の新しい環境を構想する】
  美馬秀樹(東京大学 知の構造化センター)
  桜井 均(NHK 放送文化研究所)
  眞木正喜(日立システムアンドサービス) 


■発表者プロフィールと発表要旨

【美馬秀樹】
東京大学工学系研究科工学教育推進機構/知の構造化センター 特任准教授。
1996年 徳島大学工学研究科システム工学専攻博士課程修了。博士(工学)。
(株)ジャストシステム研究員、ATR音声翻訳通信研究所 研究員、英国マンチェスター
メトロポリタン大学講師(Lecturer)、東京大学大学院理学系研究科 日本学術振興
会未来開拓プロジェクト研究員、科学技術振興事業団 CRESTプロジェクト研究員、東
京大学大学院工学系研究科 助手を経て2005年から現職。
1984年 電波新聞社BASICマガジン/ソード株式会社主催プログラミングコンテスト・
ベストプログラマー賞。
2003年度情報処理振興事業機構(IPA)未踏ソフトウェアプロジェクト 天才プログラマ/スーパクリエータ認定。
2004年 The international Daiwa Adrian prize, a triennial award for excellence in scientific collaboration between the UK and Japan, 共同受賞。
2006年より英国マンチェスター大学Informatics専攻(School of Informatics)
Senior honorary research fellow兼任

【桜井 均】
NHK 放送文化研究所(メディア研究)研究主幹。
東京大学文学部フランス文学科卒業。1969年にNHK入局、主に教養番組、ドキュメンタリーなどの制作に携わる。NHKスペシャル番組センター、エグゼクティブ・プロデューサーを経て現職。著書に、『埋もれたエイズ報告』(1997)、『テレビの自画像』(2001)、『テレビは戦争をどう描いてきたか』(2005)、『新記号学会叢書 テレビジョン解体』(2007、共著)などがある。

【眞木正喜】
日立システムアンドサービス執行役専務。
(発表要旨)
「企業知可視化による新たな価値創造」
日立システムアンドサービスは、システム・インテグレーション事業を通して、お客様に高い価値を提供する企業です。
企業には、貴重なノウハウを含む様々な情報(データ/コンテンツ)が蓄積されています。しかし、その収集プロセスは属人化されており、構造化も行われていませんでした。そのため、蓄積された情報が活用できるかどうかは、優秀な個人の経験と勘に左右されていました。知識を活用して新たな価値を創造する「知識創造」を企業全体で実現するには、一部の優秀な社員だけでなく、社員一人ひとりが新たな価値を生み出す必要があります。
企業に蓄積された情報と、その情報を活用するための「技」とを合わせて「企業知」と定義しました。 「企業知」の形成と活用を支援する「人財・知財創成システム」を2008年から運用開始しています。ここでは、企業における情報を「体系化された知識」として構造化し、 「知」と「人」の関連を知識ネットワークの形式で可視化することで価値創造を支援しています。
新たな価値創造には、貴重な資源である「知」と「人財」の力を最大限に活用し、企業における「知の新しいサイクル(知の循環)」を実現することも重要です。情報活用の「技」をどのように伝承・発展させるか、企業内ソーシャルネットワークにおける「人」と「人」との繋がりの中ではぐくまれる「知」をどのように新たな価値創造に繋げるか、など新たな課題も見えてきました。


■主催:東京大学大学院情報学環×東京大学知の構造化センター
■協賛:株式会社 日立システムアンドサービス

■問い合わせ先:東京大学石田英敬研究室(03-5454-4939)

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シンポジウムポスター
東京大学 大学院 情報学環 学際情報学府 / 総合文化研究科 言語情報科学専攻
石田英敬 研究室
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